皆んなに愛される、チョットこわ可愛いピットブルのヒラリーちゃん
2017.04.07
私のスクールでは多くのワンちゃん達を飼っています。
どのワンちゃんもスタッフが担当を決めて可愛がって飼育し、トレーニングをしています。
ですから、スタッフがスクールを離れる時、担当だったワンちゃんを連れて行くことが多いのです。
やはり愛情を持って長く一緒にいたので、離れ難いのでしょう。
スクールのワンちゃん達は鎌倉校の広いグラウンドを走り回ったり、近くの山へ散歩に連れて行ってもらったりと、伸び伸び健康的に育っていますから病気になることも少ないです。
そんなスクールのワンちゃんの一頭にピットブルのヒラリーがいます。
ヒラリーは2004年3月23日生まれの13歳で、人間で言えば70歳くらいです。
犬種はアメリカンピットブルテリア、大型犬としては長生きな方でしょう。
ピットブルと言えば、あまり一般的には馴染みのない犬と言えるかもしれません。
怖いイメージがある方がほとんどで、ペットとして飼う方も少ないでしょう。
でも、うちのヒラリーは違います。
強面の顔に似合わず、性格がとても温厚なのです。
幼い頃ヒラリーもピットブルとは言え、他のワンちゃん同様に本当に可愛いかったです。
でも可愛いさに負け、他の犬と同じようには扱うことはしませんでした。
もしその犬種の特性がそのままなら、支配性の強い犬に育ってしまうからです。
私のヒラリーへの目標は、ピットといえどもフレンドリーで温厚なペットドッグを目指していたのです。
人にも犬にもフレンドリーな犬にするため、犬、猫問わず一緒に過ごさせ、攻撃性をなくす環境づくりを心掛けました。
そして深い愛情と適切な生活スタイルを心掛けるようにして、誰からも愛される良い子に育ちました。
勿論、顔は少々強面ですが、人、犬共に皆んなヒラリーが大好きです。
次回はそんなヒラリーがかかった病気についてお話しします。
これはピットブルだけでなく、どの犬種の犬にも起こりうる病気だからです。