リンバーバーからの英国だより『犬のデイリーケアにおける注意点』

2015.02.07

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ここ英国では雪、風、雨が吹きすさぶ大荒れの天気が続いています。
この時期は犬の散歩に関していえば、ほとんどお天気との戦いです。
一日中忙しくて十分に散歩をしてあげられないときなど外を走り回って濡れた泥の付いた足跡が家じゅうあちこちに残されてしまうのも仕方ないのでしょう。
そんな汚れた足を拭いてあげるとき、飼主は犬が静かに座り、飼主の手をなめたり、どこかに逃げ出したりしないように犬をきちんとコントロールしなければなりません。

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子犬を幼いうちから日常生活の基本に基づいてきちんとコントロールできるようにしておくのはとても大切なことです。
最初のレッスンを受けていただいた夜に私は新しく子犬の飼主となった方に子犬と一緒に床に座るようお願いします。
こうすることで子犬が私たちの世界について感覚的に理解することができるのだと飼主が気付けるのです。
私たちの世界を子犬が知るのに犬は我々と同じレベルから我々の世界を見ているのだとわかると飼主にとって、とても楽です。

犬の足を上げて肉球のチェックの仕方を知る前に耳や歯のチェックの仕方を知りましょう。長い耳を持った犬は植物の種が耳に入ると鼓膜まで行き、かなりの痛みを引き起こすことになってしまいます。
また、どんな消化の問題でも最小限で済ますには歯磨きが重要なのだと飼主は知っておきましょう。
犬が運動した後は足の肉球まで入り込む可能性があるトゲや種が入っていないかチェックすべきだし、もちろん爪を切っておく必要があります。
長毛種の犬は肉球の間まで毛が伸びることがあります。ですからその毛に泥が付着するのを防ぐ為にカットする必要があります。
特に犬を撫でる時、子供がどのように適切に犬を扱えるかを学ぶ必要があります。
頭を短く撫でると、犬が手を口に入れてしまいがちですから、犬の体に沿ってさっと長く撫でるやり方にしましょう。

新たな授業がスタートしたところですから次回はこれらの子犬が進歩する方法をアップデートする予定です。



The weather has been atrocious here in England, with snow wind and rain. When walking our dogs this time of year we have to battle against the elements of the weather. It is hard enough having to walk our dogs when we have been working all day so the last thing we would want is our dogs running around leaving evidence of their wet muddy paw prints around our home. Owners need to ensure their dogs are being handled so that when we need to wipe their muddy paws they will sit there calmly and not start to mouth our hands or try to run away.

It is so important when the puppies are very young to get them used to being handled on a daily basis. On the first night of classes I ask new owners to sit on the floor with their puppies. This helps the owners to realize the perception the puppy has of our world. It is so easy for owners to think that dogs view the world from our level. The owners are shown how to check the ears and teeth before showing how to lift and check each paw. The long ears of some dogs encourage grass seed to work their way down to the ear drum which will cause considerable pain to the dog. Owners are taught the importance of cleaning their dog’s teeth which will minimize any digestive problem. The paws will need to be checked for any thorns or seeds that can work into the pads and of course nails will need to be clipped. Those dogs who have long fur may have hair growing in between the pads and this will need to be cut to prevent mud clinging to the fur.

Children need to learn how to handle correctly the dog particularly stroking with long strokes along the body and not short ones around the head which will encourage the dog to mouth.

We have a new starter class tonight so I shall give you an update next time how the puppies progress.

授業風景

2015.02.02

第三週目は“犬種の知識”の授業を行いました。
各犬種のルーツやなりやすい病気などについて学びました。
例えば、皆さんになじみのあるチワワはメキシコの鉱山で「生きた湯たんぽ」の役割をする犬だったのです。
またプードルは、元々ドイツの使役犬として沼地や池などでも作業できるように丈夫な被毛を有し活躍していました。
だからあんなにモコモコしているんですね。その後フランスでイメージがガラッと変わりファッショナブルな犬種として登場してくるようになったのです。このように様々な犬種のルーツを探ることはおもしろいですね。

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生徒の皆さんは興味津々で先生の言葉を聞き逃すまいと、ノートにしっかり書き写していました。
写真からも生徒さんの熱意がビシビシ伝わってきますね。我々、スタッフもこの熱意に応えるべく指導に気合が入る日々です!

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授業風景

2015.01.30

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1~2週目はこれからトレーナーを目指す方々にとって参考にすべき「英国における犬との共生の仕方を知る」と題した
講義を行いました。日常、英国では犬にどの様に接しているかを校長のイギリスでの体験をもとに授業が進められました。
犬を飼った以上、みなさんも快適な生活を送りたいですよね。そのためにすべきことがたくさん話され、生徒さんは
とても興味深くまた質問も活発に出た授業となりました。

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