スカリートレーニングってなに?

2014.11.23

レッスン

今年度3回の渡英で 一番印象に残ったのは、スカリー(sucarry)でした。
今、英国では、このガンドッグに代わりスカリーという競技が盛んに行われております。
私が英国で参加したスカリーについてお話ししましょう。
スカリーがガンドッグと最も異なる点は獲物がダミーであると言う事です。
またガンドッグとはちがい、どんな犬種でも参加できるのです。
英国には、広いフィールドや森、湖、川がどこに行ってもあるので、この大自然を利用して、鳥や獣を傷つけることなく、しかも手軽に皆が参加する事が出来る競技として人気が出てきました。
今やトレーナーの多くがスカリーのクラスをもっています。
競技の方法としては、詰め物をした筒型の布製品を投げたり、隠したりして、犬に探しださせ、飼主のもとへそれを持ってくるまでの早さを競う競技です。
広々とした自然の中、人と犬とが共に楽しんでいる様子はとても英国らしく、素晴らしいものでした。

続きは次回をお楽しみに
スカリー5

英国での日常風景

2014.11.02

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初めまして、校長の松本です。
今後定期的に英国のトレーニング事情などについてご報告させて頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。


一般の社会生活のなかで、日本と英国の一番のちがいを考えた時、
まず 最初に思うのは駅のホームや電車の中での事です。
それは、日本では盲導犬以外決して見ることのない光景です。
なんと、英国では犬がそのままケージにも入らず、ホームで飼主と一緒に電車を待っているのです。
そして電車が来たら慣れた様子で、電車に乗り込み、犬は飼い主の傍らでおとなしくしています。
他の乗客たちも全く特別なこととも思わず、何事もないような様子なのです。
(勿論他の欧米諸国のなかにもこのような光景は見られます。)
こんな光景を見ると、日本はまだまだ遅れているのだなあと、つくづく感じさせられてしまうのです。
犬との生活の歴史の長さにより、犬に社会性やマナーを身に付けさせることが伝統的にしっかり出来ているのでしょう。
日本ではペットと泊まれるホテルやレストラン等、愛犬家には嬉しい施設が沢山出現してきましたが、
もっと根本的な意味で人間社会の中に自然な形で犬が受け入れられ、生活できるようになると良いですね。

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